入院したときの食事代はどうなっているのか

入院したときには、朝昼晩の決まった時間に食事が出てきます。
この食事にかかる費用は医療費の3割負担とは別に入院患者が負担します。
入院時の標準的な食事代は、一食につき640円で一日三食で1920円です。
そのうち患者側は一食につき360円、一日で1080円を負担していましたが、2018年4月から一食が460円に値上がりとなり、一日三食1380円と負担が大きくなっています。
この負担する額のことを食事療養標準負担額といい、これを超える分が入院時食事療養費として健康組合などから負担されている仕組みです。
つまり、入院したときには診療にかかった医療費の3割に加えて、食事療養標準負担額を支払います。
この一食あたりの負担額は、平均的な家計の食費を勘案して国が定めており、糖尿食や腎臓食などの特別食の人には、一食あたり76円が加算されています。
所得が低ければ一食につき210円、入院91日以降は160円など負担額の件芸はされますが手続きが必要です。